あちらで、楽しく遊んでますか?
本日、フクロモモンガのンガが天に召されました。
2006年11月19日にうちに来たンガ。
ウチに来たときすでに雄の性徴がでていて、なかなか懐いてくれませんでしたね。
でも、愛嬌たっぷりの仕草や表情で、いつも和ませてくれました。
一緒にいられた時間は2年。
一生だと3年半くらいでしょうか。
短い間でしたが、本当にありがとう、ンガ。
なくなってしまった原因は、病院に連れて行ったことのような気がします。
爪がどうしようもないほど伸びて、切りに行ったのです。
そのときンガは、タクシーの中で泣きまくり、病院で見て貰ったときは、
すでにおしっこで大変なことになってました。
無事巻きすぎになってしまった爪を切って貰ったものの、
そのときのストレスからか、まったく巣から出てこなくなってしまった。
久しぶりに出てきてくれたときには、動きが遅くなり・・・
爪を切ったせいで摘めないものが多くなったからのようでした。
ちょっとしたところから落ちてしまうので、ンガに必要なものを下の方に移動。
それからしばらくは歩き回れるようになりましたが、すっかり老け込んでしまったようで。
それでも元気になってきていたのですが・・・
この2週間、餌を食べなくなり、動きがおかしくなってきてました。
足が満足に動かず、よろよろして。
そして、昨日。
いつも以上に、まるで子供の時に戻ったかのような鳴き声。
私と連れがさわり、名前を呼ぶと落ち着くのですが、手を離すとすぐ泣いてました。
爪を切ったあと、おかしくなってから病院に行こうか、との話もなんどかしましたが、
前回の病院のことを思い出すと、私も連れも連れて行くことが出来ず・・・
というのも、フクロモモンガはストレスに非常に弱いので。
このまま亡くなってしまうとしても、心安らかに、ストレスなく過ごさせてあげたい、
そういう話となりました。
そして今日。
名前を呼んだら顔をすぐ上げてくれてたンガが、動かなくなってました。
寝ているときには上下していたおなかや背中も動いていなくて。
とても、とても悲しい気持ちになりました。
死に顔が安らかそうだったのはせめてもの救いでした。
ペット墓地にするか考えましたが、一生をずっと飼われて過ごしてきたンガ。
せめて死後は楽しく樹木の間を飛び回れるように、と思い、
木々の多い公園に埋めてきました。
そこは四季折々のお祭りや、人が憩いの場として使う場所。
なによりたくさんの木々があります。
ンガ、いまは自由に空を滑空していますか?
なれない飼い主でごめんなさい。
いやがっていた病院、本当にゴメンね。
私たちが爪を切ってあげてたら、こんなことにはならなかったかもね。
本当にゴメン。
せめて今は、安らかに、気ままにあちらで遊んでいてくれたら・・・
そう願ってやみません。
ンガ、本当にありがとう。